妄想の館

肌は肌色　髪は真っ黒　桜は薄いピンクなんて・・・

誰が決めたのか知らないけど・・・

そんなの　関係ないよ

少なくとも　僕は　まったく気にしないよ



だって・・・　　俺は・・・

お前に　惚れちまったんだから

お前は　お前らしくしてれば　いいんだよ



緑の桜があっても　いいじゃない

いい匂いで　癒してくれるのなら・・・




俺には　見えるよ

その緑色の　開きかけの花びらの中に潜む

淫らな欲望と　悦楽への憧れが・・・

それが　お前を・・・

こんなに綺麗で魅惑的にさせているんだね



今　俺の頭の中で・・・

お前の　神秘的な世界がいっぱいに広がって

お前の悦び悶える　姿が・・・

獣のように　求め合い　絡み合う　塊りが・・・

狂おしく　叫び　わめく　お前の声が・・・

次々に　浮かびあがってくる



さあ　俺のそばにおいで

たっぷりと　お前が・・・

本当のお前を　知りたいのなら・・・